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【水槽タイプ】苔庵介るの完成品の管理について



完全密閉タイプの水槽を使った苔テラリウムの普段の管理についてご案内です。


蓋付き水槽の完全密閉タイプの水槽はほとんど管理が必要なく常に苔も瑞々しくきれいな状態を維持しています。


苔にとっても非常に良い環境が続くので新芽もどんどん出てくるため、植物の中では成長が遅い苔でも少しずつ変わっていく様子を楽しむことが出来ます。





当店の楽天市場店などで販売している完成品には、あえて一部に茶色くなってしまった苔をレイアウトしています。


中でも新芽が綺麗なホウオウゴケやリュウビゴケ、チョウチンゴケを使っているので本当に小さな芽が出始めてからの成長の様子は日々楽しんで頂けるのではないかと思います。



多くの苔がそうなのですが、茶色く変色してしまった苔も決して枯れてしまっているわけではなく、その苔が種となりそこから何本もの新たな芽が出てきます。

他の植物では楽しめないそのような様子もお楽しみください。


□ 普段の管理について □


完全密閉タイプの場合ガラス面が曇ってしまったり、内部でカビが発生してしまう事が御座います。


その為当店では普段は上部の蓋を完全に閉めずに少し前面をあけております。


容器内が蒸れて水分量が多すぎた場合には苔が間延びしてしまい、苔の姿が本来の姿とも変わってしまう事もあります。


その為様々なメリットが考えられるため蓋は少し開けておくのがおすすめです。


当店で管理している場合には秋から春にかけては1か月以上は水をあげる事もなくそのままの状態で放置しております。


苔がすぐに乾燥してしまう場合には蓋を開けすぎている事も考えられますので調整をしてください。


逆に細い目が上に向かって伸びているような状態では湿度が高すぎる事が考えられるのでもう少し開ける所を狭くしてあげるといいかと思います。





苔が乾燥するとこのように葉の先端がくるくると丸くなって縮んだような状態になります。


背が高い苔はこの状態がとても分かりやすいので、乾燥の目安になります。


もう一枚の画像は霧吹きをした状態です。

葉が先端までまっすぐ伸びて苔が元気な様子が伝わってきます。


苔によっては霧吹きで水をあげた直後から葉が伸びていく様子が分かります。

ゆっくりと動く苔の様子も楽しみの一つですのでじっくりと観察してみては如何でしょうか?





設置に関しては直射日光に長時間当たってしまうような場所は避けてください。


苔は光が当たっていない場合には緑色が深い色に、明るい場所で育てると明るい緑色に育ちます。


当店ではLEDライトを使って育てています。


植物がそだつライトなどもあり、こういった商品の場合は最も良い環境が出来ますので置き場所に頭を悩ますような事もありません。


光を当てる場所を変えるだけで作品の印象は大きく変わります。


そんな変化もお楽しみください。


苔庵介る -Scale- 販売中の完成品も是非ご覧ください。



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